ローランド ディー. ジー. 株式会社様のCNC「monoFab SRM-20」を使った基板作成ワークショップを行いました。
技術の先生方を中心に,定員を超える多くの皆さんにご参加いただきました。ワークショップは,ローランド ディー. ジー.社の方々により行われました。
回路図作成ソフト「Eagle」を用いて回路を描き,CNCを使って基板を加工し,LEDを使った光るブローチを作成します。
最初に「Eagle」を起動し,サンプルデータを元に部品配置をして,部品パターンを決定していきます。
お互いに教え合いながら進んでいきました。
いよいよ「monoFab SRM-20」での加工に入ります。エンドミルの選択や交換方法,各種パラメータの設定を確認していきます。特に交換時は慎重に行わないといけません。これらも各自行いました。
まずは基板パターンの切削。次にエンドミルを交換し,基板形状の切断です。加工後は基板に部品をハンダ付け。
チップ抵抗等小さいので注意が必要です(言っている側からFabスタッフがLED落下し,紛失発生・笑)
ハンダ付け後に電池を入れて点灯が確認できました。良い感じです。
初めてCNCに触れる方が大半だったことや,人数が多かったこともあり,時間内に十分加工できませんでしたが,新たなデジタルクラフトの可能性を知ることができたのではないでしょうか。
「monoFab SRM-20」はしばらくFab教室にお貸しいただけるので,皆さんでいろいろ試したいと思います。中学校の先生方も実践で試されたいようでした。今後の展開が楽しみです
ワークショップをご準備・実施いただいたローランド ディー. ジー. 株式会社様に感謝申し上げます。