2016年にFabLab長野で実施した「Emosillaワークショップ」について,ワークショップをデザインしたIlaria氏が来日し,FabLab長野にて「Emosillaワークショップ」を直接実施していただきます。
「Emosilla(エモシージャ)」は,スペイン語で「気持ち」と「いす」をかけ合わせた造語です。Ilaria氏がアルゼンチンからイタリアに移住したことに伴い,FabLabローマからご参加いただきます。
オリジナルの「Emosilla(エモシージャ)」は子どもが実際に座れるイスですが,今回はFabLat Kidsの加藤さんの設計による小型かつぐるっと一周囲めるサークル型のEmosillaを子どもたちに作ってもらいます。また,その際にオリジナルではレーザーカッターで背板の顔を加工していましたが,今回は教室内で開催するために,カッティングシート+カッティングマシンで顔を製作します。
ワークショップ1 「海外の先生とイスを作ろう」
5月10日(木) 8:45~10:25
長野市立加茂小学校・5年生
※5年生の皆さんとIlaria氏やFabLab長野学生スタッフが,サークル型のEmosillaを製作します。
ワークショップ2 「子ども向けのファブワークショップを考える」
5月10日(木) 19:00~21:00
FabLab長野にて
参加費 1,000円(飲み物代等)
※Ilaria氏を囲んで,子ども向けのファブワークショップについて,アイデアを出したったり,教材やワークショップデザインを紹介しあったりします。学生のみならず,ご興味のある方はぜひご参加ください。
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ワークショップ講師:Ilaria La Manna氏の紹介
FabLabローマ・スタッフ
1984年生まれ33才 イタリアローマ近郊出身。
2010年バルセロナの建築専門学校を卒業後,建築家としてローマ、シュツットガルト、ニューヨーク、バルセロナとマラカイボなど各国の都市で活動。
2014年 MIT(マサチューセッツ工科大学)ニール・ガーシェンフェルト教授の主催するマスター養成課程「ファブアカデミー」を卒業。
翌2015年ファブアカデミーのバイオ工学版「バイオアカデミー」を卒業。前後して「ファブラボ ブエノスアイレス(アルゼンチン)」の創始者の一員として、ワークショップを中心に活動。
子ども向けワークシュップデザインとして「Emosilla(エモシージャ)」を開発。同じくコアメンバーを務める「FabLatkids」と協力し,同デザインによるワークショップを世界各地で展開。2016年には信州大学教育学部内に新設された「ファブラボ長野」とも協力し,「emosilla」ワークショップを実施した。
2017年より出産を機に,故郷ローマに拠点を移し活動している。