長野市イルミネーション・フォトスポット制作(かるかや山西光寺編)
イルミネーション全体の説明及び,駅前の様子はこちら
かるかや山西光寺は,正治元年(1199),善光寺如来に導かれて、高野山から信濃の地に
下った苅萱道心が,この地に草庵を建立という歴史あるお寺です。
かるかや山西光寺
チームで現地調査をし,構想を練りました。レーザー距離計を使い,採寸。
夕方には門が閉まることから。,検討の結果,ロゴプロジェクターで門や石畳に投影し,お寺の雰囲気に合うように,門の横に竹でライティングされる和風オブジェクトを製作することにしました。
竹で試作すると良い感じに。竹の専門店で,孟宗竹を購入。
同様に竹のライトオブジェ製作の動画等を参考に,竹用のドリルも購入。
ロゴプロジェクターでは。ロゴ案や配色を変え,アクリル板にUV印刷をして投影テスト。
門の方には,かるかや山西光寺のロゴとともに,かるかや山西光寺☓信州大学教育学部の表記。
石畳には,「苅萱道心石童丸御親子御絵伝」として伝わる親子地蔵尊を中心に,長野県の県鳥「ライチョウ」やカモシカ,県花の「リンドウ」などを配置。最終的に仕上がりはこちら。プロジェクションも大変綺麗に投影できることが確認。
三脚に合うように専用のアダプタはレーザー加工。
一方の竹のオブジェは木枠を設定し,加工。設置場所に少し傾斜があるので,傾斜を考慮し製作。
ライティングで浮かび上がるデザインパターンも検討の末,決定。
木枠に固定した竹にプロジェクターで下書きを投影。
下書きを元にチームで交代しながら,穴掛けを進めます。時々スマホで確認もしながら作業進行。
竹はガスバーナーで炙ると艶が出ます。
また,人感センサを使って,人が近づくと色合いが変わるようになります。
ライティングのテスト結果がこちら。人感センサで感知後の結果がこちら。大変良い感じです。
当日は皆で搬入し,設置作業。夜になると自動点灯します。
撮影に行ったところ,通りがかりの方々が「綺麗~」と撮影されたり,ロゴの表記を読んでいるなど,早速に関心を寄せていただいておりました。
多くの皆様に見ていただけるといいです。
https://youtube.com/shorts/s80Za4yAMdE?feature=share