FabLab 長野では,本年度初開催の「善光寺表参道イルミネーション(11月24日(土)から12月25日(木))」にて,学生スタッフよる制作オブジェの展示を行います
長野市様からのご依頼で,学生らが製作に取り組んできました。
プロジェクトは9月に始まりました。FabLab長野のアドバイザーであるデザイナーのカワセタケヒロ氏にラボにお越しいただき,信州大学と静岡大学の学生で合同合宿を行い,プロトタイプを考案していきました。
イベント全体のテーマである「極楽浄土,蓮の花」を踏まえ,様々なアイデアが生み出されました。
学生らは,カワセ氏からデザイナーの思考やプロの仕事のマネジメントなど,大変刺激的な内容を実践を通して学ぶことができました。
最終的には,芥川龍之介の蜘蛛の糸をモチーフにしたオブジェ製作に決まり,本格的な製作に入りました。
製作途中では,カワセ氏の東京事務所ともテレビ会議でつなぎ,ご助言をいただきました。この様子も地元SBCテレビにより取材・放映されました。
1本2m近い割り箸のタワーを5本設置することになりましたが,割り箸をスパイラルに積み重ねていきます。1台約1,200本,総数6,000本の割り箸を重ねていく必要があります。量産のために学生らは組み立てを様々工夫し,皆で協力し,創り上げていきました。
これらタワーはフルカラーのLED電球で散華の5色に光り輝きます。
現地でもテストを重ねています。
また,電球の発光や発光色自体もプログラムで制御され,人が近づくと異なる発光をする仕掛けなども製作中。
善光寺表参道イルミネーション開催期間中は毎日17時から20時まで点灯していますので,是非足を運んで学生たちの作品をご覧ください。
場所:ぱてぃお大門(長野県長野市大字長野大門町54)
日時:11月24日(土)~12月25日(木)17:00~20:00
善光寺表参道イルミネーション:https://www.nagano-cvb.or.jp/designweek/