長野市ICT産業誘致・企業プロジェクトの一環として,長野市商工労働課,信大総合情報センター,長野高専,未来工作ゼミと共に,FabLab長野も協力しての「子どもプログラミング教室」を実施しました。
教育用マイコンである「IchigoJam」の組み立てを行い,組み立てた「IchigoJam」を用いてプログラミングにも取り組みました。
これまでも実施されてきたワークショップですが,さらに今回は,FabLab長野らしく,アクリル製でオリジナルの「IchigoJam」ケースも製作しました。
午前中は組み立て。10組の親子の皆さんにご参加いただきました。
ハンダ付けの初挑戦の子も多かったですが,男の子も女の子も組み立てに集中していました。途中,親御さんのサポートも入り,順調に作業が進みます。
組み立てができたところで,ディスプレイを接続し,起動チェック。子ども達は起動した画面に目を輝かせておりました。
次はいよいよオリジナルケース。休み時間に各自名前等を材料に入れてもらっています。ネジの発注ミスでネジの高さがギリギリになってしまうこともありましたが,何とか組み立て完了です。ケースに収まった「IchigoJam」は,少し高級感も漂っています。
午後はさらに参加者が増え,親子16組で取り組みました。会場もファブ内では手狭なので,隣のしなのき会館に移動です。
画面内にランダムにばらまかれた小判を,指定時間内にキー操作でチェックしていく「ネコにこばんゲーム」に挑戦です。プログラミングのポイントや基本的な内容などを講師の不破先生からレクチャーいただきました。ステップ毎に確認しながら,親子でプログラミングに熱心に取り組みました。
小判の数を増やすなどのカスタマイズしながらも楽しみました。
午前,午後と二部制でしたが,組み立てからプログラミングまで広く取り組めたワークショップでした。参加した子ども達が,さらに技術に興味を持ち,どんどん取り組んでくれることを期待したいと思います。