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9月16日(金)開催予定のオリジナルグラス製作のワークショップでのデザイン構想の参考資料です。

ワークショップに向けて,細いグラス加工が可能になるアダプタを3Dプリンタで製作し,うまく加工できるようになりました。
詳しくはこちらを参照ください。

最初に加工するグラスやガラス瓶を決めます。直径58mm~78mmまでは加工可能です。純正のアダプタに戻すと80mm~100mmも加工可能になりますが,今回はアダプタ交換の時間を考慮し,58mm~78mmまでの範囲で納めていください。

1.加工対象のグラスの直径を測り,配置を検討
 デザインだけでなく,加工時の設定でも必要になるので,加工するグラスの直径を測ります。ノギスがあるといいのですが(Fab教室には置いてますので,お使いください),定規でも一定の測定はできるかと思います。直径×3.14がグラスの外径一周分の長さとなります。
 次にロゴ等,デザインを構想しましょう。1周分の長さが決まったら,それを元にロゴ等の配置をします。写真ではソフト上でやっていますが,配置だけでしたら紙の上でも構いません。

スライド2 スライド3

2.ロゴ等を作成
 ロゴやイラストはIllustratorのようなデザインソフトもしくはWord等を使って作ってもらいます。色は基本全て黒にします(写真のように濃淡を付けたい場合はグレースケールにします)。加工時は写真のようにグラスを横にして回転させながら加工するので,加工したいロゴ等を90度右に回転させておきます。
 写真を入れることも可能ですが,コントラストがはっきりした写真でないとうまく彫刻できません。また,綺麗に彫刻するためには何度か画像の調整して試し加工が必要になるので,試し加工用のグラスを準備してください。

スライド4 スライド5

3.レーザーによる加工
 写真のように湾曲したワイングラスの加工も可能です。ただし,レーザー光線の焦点距離がズレると加工にムラが生じるため,ワイングラス等では,写真のように狭い幅のデザインがお勧めです。
 直径が加工範囲内なら,ガラス瓶への彫刻も可能です。色つきグラスの加工も可能です。斜め部分も加工可能ですが,ワイングラス同様に狭い幅の加工となります。

スライド6 スライド7

スライド8

以上を参考に,参加者の皆様はグラスのデザインを構想し,データを事前に準備ください(IllustratorやWordファイル等適宜対応可能です)。詳細なデータ編集や調整はワークショップ当日に対応可能です。

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