教育についての自主的な企画や事業のプロジェクトを学部が支援する事業「Educational Challenge 2022」の最終成果報告会が2月14日(水)に対面とオンラインのハイブリッドで実施しました。
当日の様子は学部のWebサイトでも紹介されています。
本年度採択の7件のプロジェクトの成果が取り組んだ学生らより発表され,参加学生や先生方から活発な意見,鋭い質問が多々出て深まりました。
以下,各プロジェクトの発表資料を紹介します。
Ongoing project 部門=既実施企画・事業の継続
1.学部発!教育系YouTuberによる教職のための動画教材の開発
教育学部における授業での学びや教育実習をはじめとする経験をもとに、教育学部発の教育系YouTuberを目指して、教育学に関わる動画教材を開発することを目的とする。
2022_Project_1
2.tent Nagano
tent Nagano は「楽しい『あっ』が生まれるあたらしい学び」をコンセプトに活動しています。テ
ント(tent)のような柔らかい空間に包まれて、子どもたちに何かを学んでほしい、何かのきっかけに
なるワクワクの場を提供したいという願いがあります。この活動の目的は、「学び」を得る場や切り
口を子どもたちと共有することです。
2022_Project_2
Challenge project 部門=新規挑戦の企画・事業
3.GDAP(学校ドローン安心プロジェクト)
本プロジェクトの目的は,学校で使いたくてドローンを買ったけどまだ飛ばすことができていない等の困り感を持った先生方を支援することである。
2022_Project_3
4.信州&ウプサラ架け橋プロジェクト
ウプサラ大学教育学部と信州大学教育学部は2019 年に協定を結んだばかりであり、両大学の関係
性はまだ希薄であると考える。そこで、このプロジェクトでは両大学教育学部生の交流および関係の構築を主な目的とする。加えて、現地学生へ当該学部の良さや特徴を周知し、当該学部への留学意欲の向上を図る。また、当該学部生に対してもウプサラ大学教育学部の魅力や情報を発信し、留学意欲の向上を図る。
2022_Project_4
5.そばづくりを通して,生物育成の技術を学ぶワークショップ
本プロジェクトは将来技術科教員志望の学生を対象に,生物育成の技術及びその指導法についてそばの栽培を通し,学ぶことが目的である。
2022_Project_5
6.日本とラオスの教育学部の学生による協働プロジェクト
このプロジェクトでは、ラオス国立大学とその附属小中学校における児童生徒との交流・実践を通して現地での状況を知るとともに、現地でのコロナ禍が、児童生徒の心身の健康状態の改善のための活動を行うことを目的とする。
2022_Project_6
7.ふぁぼラボ
「好き」を起点に学びとつながりが広がっていく場をつくる。表現する・共有することを中心に据えることで、好きなモノゴトをきっかけに人とつながる体験をする。コミュニティ(居場所)としての役割が生まれてくることを目指す。
2022_Project_7
最後に本プロジェクトをご支援いただいた信濃教育会の武田育夫会長から講評として,学生らの自主的な取り組みをご評価,後押しいただけるとともに,各プロジェクトについて丁寧にその教育的意義や今後の展開への示唆を多々いただきました。
取り組んだ学生らも自身につながったのではないでしょうか。
最後にプロジェクト混成で,参加学生同士がプロジェクトを通じての感じたことや今後の展開などを語り合い,共有しました。
来年度も本企画は実施します。来年度も多くの学生の皆さんからのご応募をお待ちしております。