こんにちは!tent Naganoです。
昨年12月に行われたイベントの様子について報告させていただきます。
2022年12月18日に三輪公民館と権堂イーストプラザで
「tent不動産〜最高の住まいをあなたに〜」と「色いろいろ」の2つのイベントを行いました。
合計12名の小学生が参加しました。
「tent不動産〜最高の住まいをあなたに〜」は、
4年生から6年生を対象に家庭科の住まい方をテーマに行いました。
学びの目標は「住む人のライフスタイルに沿って考える。」です。
そのために、
1将来家を選ぶ・買う時にこの活動を思い出せるような学びを得る。
2住みやすく快適な家の構造がどのようなものなのかを理解する。
3デザインした人の意図がわかるようにする。
の3点に着目して活動を企画しました。
当日子どもたちは住みにくい家の図面をみて、どうして住みにくいのか、どうやったら住みやすくなるのかを考え、その後2つのチームに分かれて相手が希望した住まいについてどうやったら住みやすくなるのか考えました。
「色いろいろ」は、1年生から3年生を対象に色づくりをテーマに行いました。
学びの目標は「様々な色に触れ、特に気に入った色を自分で作ってみることで、新しい色の見方を身につける」です。
そのために
1原色以外の多様な色を知る
2色をつくるまでの過程を楽しむ(右往左往してもよい)
3色に向き合う(“塗る”ための色としてではない)
の3点をポイントに活動を企画しました。
活動を行うにあたって3つのワークシートを用意しました。
色制作の過程がわかる「色の記録表」、好きな色が作れる「色のまぜ方表」、好きな色について紹介がしやすい「好きな色ワークシート」の3つです。
当日子どもたちは、部屋に貼られた様々な色カードと色に関するクイズで原色だけでない様々な色や色の名前に触れたり、自分が作りたい色を赤、青、黄色、白、黒の5色の絵具のみでつくる活動を行いました。
クイズでは、赤は1色だけでなく「苺色」や「薔薇色」などたくさんの種類があることや、空の色は空色だけでなく「東雲色」や「ドーンピンク」といった時間によっていろいろな種類の色があることに気づきました。
色づくりでは、限られた色で他の色を作るにはどのようにしたらいいか50分の予定時間目一杯まで自分で色の研究をする姿が見られました。
子どもたちの感想の中にも「青と黄色をまぜたらみどりになった」「あおときいろとしろをあわせるとエメラルドになりました」と自分で色を作れたことや、「くろをすこしいれたらくろになるのはなんでかしりたい」「ちゃいろのつくりかたをおしえてください!」「いろいろな色で金いろをつくりたいです」といった時間内でわからなかった色についての疑問が新たに生まれました。
12月tentの活動の様子はtent NaganoのYouTubeチャンネルにてアップロードしているので、そちらも是非見てください。